昨日の空がまた見たくて6時前に目がさめた。
ブラインドを開けて、布団にもぐって空を見る。最近しもやけが足の小指に出来てしまってかゆい‥
起きてベランダに出る。今日の空は昨日の空ではなくて今日の空だった。
美しすぎて踊ってしまった‥
昨日の空が見たい
当たり前のことが当たり前のように分からなくなってしまう時がある。
でも、こうして現実世界に身体を置いてあげると身体と気持ちはすっと重なって今に戻る。
朝ごはんはお茶漬け。
マルちゃんをバス停へ送った後、めぐさんと近所のスタバヘ。
いつも顔を合わせておしゃべりしている気がするけど、二人っきりになることなど殆どない。
春になると新しい服が着たくなるよねっていう話で盛り上がる。まあ、盛り上がるだけで結局購入はしないのだけど‥
ファッションの与えてくれる新鮮な空気を、いつも心待ちにしている。だけど、私自身のワードローブはここ数年、殆ど変化していない。
コートの羽織り方や組み合わせをちょっとだけ変えることによって、今の空気に無理なく自分を合わせていくことが可能だからだ。
そもそも、自分自身の洋服にかけるお金は殆どないから、もし何か買い足すときは基本的に今までのワードローブに合わせられて、かつ新鮮に見えるものを迎える。
今は白いスニーカーが欲しいなって思う。何年も前のフィービー・ファイロのスタイルにいつも惚れ惚れしているのだけど、よく見るとアディダスのスニーカーを履いているじゃないの。
真っ白なスタンスミス。ちょっと検討してみよう。
昼ごはんはお弁当と寒かったので即席のワカメスープを一緒に頂いた。
午後から制作の材料の買い出しへ。しかし、途中で川とおしゃべり。
橋の真ん中で呑気に歌っているおじさんがいたら、それは多分私だ。
工具やトタン板を購入。
私のアートワークにさまざまな道具や材料を買い足して行くことに違和感を感じる。
もっと、材料を調達するべき道があるような気がしてならない。
「ここは資本主義の国だから、作りたいものよりも売れるものを作ることが大切だ。」
偉い先生方は口を揃えて言う。
でもね、先生。今の資本主義ありきで自分の生き方を固定して、行動を選択するのってなんかおかしくありません?
だって、資本主義の方向性は、私たち一人一人の行動にかかっているのだから。
なーんてことを考えながら買い物してるものだから、気づくと夕方。ガーン‥
慌てて帰宅していたら、今度は夕焼けにばったり遭遇。
早く帰らなきゃってわかっているけど、トトさんは動かず。
夕ごはんはめぐさんが用意してくれた。豚肉ともやしの塩麹鍋、ほうれん草と八朔の胡麻和え。
久々に自転車に乗って身体を動かしたせいか、たらふく頂いてしまった‥
サイズアウトしてもワードローブを一新することは出来ないからね!