6時半起床。空がカクテルみたい。下半分ピンクで上はペールブルー。しばらくみとれてしまう。
今日から子供達はみんな学校。
タオさんが学校嫌いだったから、昔はこの日をドキドキしながら迎えていた。
色々あったけれど、本人の意思に任せて一年が経とうとしている。
毎朝の恒例だった修羅場がなくなり、タオさんもずっと続いていた謎の偏頭痛とおさらばした。
彼女は何も言わなくても学校へ行ってる。楽しそうではないけど嫌そうでもない。
時に、何もしないことが何よりも良いことであることを知った。
一体、親の役目ってなんなのだろう?
朝ごはんはお茶漬け。
マルちゃんをバス停まで送っていく。ほんの一瞬だけど、バスを待っている間にゆっくり外の空気を吸えるこの時間。ありがたい。
めぐさんとカフェオレを飲みながら今後の予定を話し合う。
お金を行動の基準にしない生活をなんとか軌道に乗せていきたいけど、未だ不透明な状況。
不思議だけど、お金のことを考えることはあっても、お金でハッとさせられることはない。
だから、お金を基準に何か行動をすることが出来ない。
そんな中、カタツムリのツンツンがのんびりと歩いているのが目に入った。
この人も、我が家の一馬力になってくれないかな?
まとまったアイデアを制作に移していく。当たり前のことだけど、すんなりと形になるわけがないのでひたすら試行錯誤。
シンプルにシンプルにね。
昼ごはんはお弁当。お正月用に買っておいた生ハムがあったからレタスと巻いてみたら、タオさんとマルちゃんに大好評。
午後からひたすら制作。あーだこーだ言いながらあっという間に夕方。
夕ごはんは鳥の唐揚げ、ついでにさつまいもやじゃがいもを素揚げ。レタスと八朔のサラダ、もやしと卵のスープ。
疲れていたのに、食材とおしゃべりすると手が止まらなくなる時がある。今日はそんな感じだった。
子供達は食べたいものをたらふく食べた時、とても優しくなって気付きの人になる。
私がお風呂に入っている間にキコさんがお皿を洗い、洗濯物を畳み、布団を敷いてくれた。
「トト君、疲れてるんでしょ」って言われた‥
台所仕事の時間を節約して、お金に替えようかなって思ってたけど、やっぱりやめよう。