最近、家の中ではタンクトップとハーフパンツ。下着はふんどし。
明らかに身体が喜んでいる。身体の隅々まで酸素が行き渡っているような心地よさを肌感覚でしっかり受け取れる。
自由に動かせる身体が衣服によって、相当な制限を受け、それによって呼吸も正常に出来ていなかった。
こんなことを46歳になってようやく気付いた。ごめんなさい、私の身体。
完全や絶対という意味を持つabsolute。語源はab(離れる)とsolvere(緩める)に由来している。
原義はabsolvere(自由にする)やabsolutus(解き放たれた)。
記憶や感情から解き放たれて、完全な自分自身でいれたらと思う。
楽しい記憶もそうでない記憶も、怒りや悲しみや憎しみといった感情たちも、自分の人生に色彩を与えてくれるけどそこに執着すると自分をあっという間に見失う。
記憶と感情に縛られている私を、空も川も木も黙って見守ってくれる。自らの生き様を持って私に語りかけてくれる。
人間同士の記憶や感情を煽るコミュニケーションは不自然で苦手。
せめて一日に一回全てをリセット出来たら良いのにな。
もっと自由になれそう。もっと解き放たれる部分がたくさんある。
「まだやるの?」って家族に笑われそうだけど。