ボケーっと過ごすという時間ってなかなか作れない。
気づいたら常に動いたり、考えたりしている自分がいる。
ここ最近ずっとそんな感じだった。
午後からキコさんとマルちゃんはサッカーの試合&Jリーグの試合観戦。めぐさんも行くので夜まで私は自由。
お昼ご飯の片付けを終えるとお気に入りの川へ直行。
出かける直前に友人に教えてもらった夏らしい曲を携えて。
何も考えずにぼーっとしてゆっくり呼吸をする。
最初は胸あたりで呼吸をしているけど、だんだんお腹や丹田まで降りてきて、深く吐いたり吸ったり出来るようになる。
裸足になったからなのか、足元から突き抜けるように呼吸が出来た。
トトさんと一緒にいるという感覚をリアルに感じる。
まわりのもの全てが一瞬一瞬移り変わっていく。
木々、川の流れ、空の雲、光、鳥のさえずり、たくさんの虫、車、人‥
トトさんと一緒にみる現実の世界はいつも歓びと美しさであふれている。
この世界には何もかも全て揃っているのに、一体私は何を求めているんだろうって、ハッとさせられる。
自分とおしゃべりするプロセスはゆで卵の殻をむいているよう。
自分と繋がっている時はむきたての卵のようにつるんとした気分なんだけど、気づくとまた殻に覆われている。
そしてそれをまた剥いていく。
きっとその繰り返しなんだろうなって思う。
夕ごはんはタオさんと二人で熱い熱いと言いながら、新ニンニクをたっぷり入れた豚汁とおむすびを頂いた。