I feel it . it’s coming
土の匂いが立って雨がやってくることを予感する。
私たち人間には雨を降らせる力など微塵もない。しかし、何かが与えられたり、手放していく時を感じる力は備わっている。
自らに与えられた力を大切に扱いながら、ただ祈り、待つ存在なのだと常に自覚して生きていたい。
みずからかんじて みずからうごいて みずからそだつ
人間以外の存在達に教わった自由な生き方。
記憶と思考が身体と感覚をがんじがらめにしてしまうことがある。
一瞬一瞬の出来事に耳をすませたり、眼差しを向けたり、手を差し伸べることで記憶と思考は循環するのに、何故かそれが出来ないことがある。
感謝出来ずにもつれた糸のようになった出来事や人々に思いを馳せてみる。
省みることで心はほどかれて、記憶と思考が流れて感謝の気持ちが湧いてくることもある。
こんな風に立ち止まったり、振り返ったりすることは祈りと似ている。
昼ごはんはうどん。昨日のうどやタラの芽の天ぷらを載せて。
子供達がそれぞれの友達と遊んでいるので、バラが咲いたというお知らせをくれた方に会いにいく。
散歩がてら傘をさして外へ。
畑を耕していた時に雨のありがたさを知った。畑には週に一度しか行けなかったので、水やりはお天気にお願いするしかなかったからだ。
木々や鳥、車もビルも雨で洗われてとてもきれい。私も雨に打たれようかな‥
満開の花達に挨拶。濡れたバラはまた違う表情を見せてくれる。
雨の日に会えて良かった。
夕ごはんはタケノコご飯、お吸い物に天ぷらを載せて。沢山作った天ぷらをようやく食べ終えることが出来た。
でも、まだまだ冷蔵庫で山のめぐみが私を待っている。
I feel it