祝日なので子供がいる。
朝ごはんのボリュームを変えて、なんだか忙しない朝が続く。夕ごはんを軽くしようとしていたけど、子供達は以前と変わらず、夕方には腹ペコになっている。
朝ごはんは豚肉と玉ねぎ炒め、お味噌汁。その合間にお昼のお弁当のチャーハンを作ったり‥
愚痴りたくないけど、本当にお母さんってハードだわ。
昼ごはんが済むと、キコさんは公園、タオさんはタイタニックを観に行った。
タイタニックが上映されて25年経ったということで、リバイバル上映されている。
貧しい画家志望の青年ジャックとイギリス上流階級の娘であるローズの恋。1900年代初頭のイギリスにおいて、この組み合わせは絶対にあり得ない禁断の恋。
ジャックに対する、あからさまな偏見に満ちた上流階級の人々の眼差し。
当時、私もそんな眼差しを沢山向けられていたことをふっと思い出した。
この映画には人々の偏見や自由とは何かということについてのヒントが、沢山散りばめられている。
何かを越えていくために必要なもの、それはお金でも人脈でも学歴でもなく、自分の内から湧き上がる意志なんだって改めて思う。
ポッドキャストの収録と配信。今回は私とトトさんだけ。
最近、私の目は内から外へ向かっている。色んな人とおしゃべりしたいなって心から思う。
今回、ゲストがいなくて華はなかったけど、これからの私たちを伝えていくエピソードとしては良かったような気もしている。
トトコミュニケーションズを立ち上げたけど、自分自身この活動の核がどこにあるかピンときていなかった。
でも、やるべきことを進めていくたびに真実が少しずつ明らかになっていく手応えも感じていた。
パズルのピースを全て完成させずとも、全貌は見えてくる。今、そんな感じ。
私たちに与えられたことが沢山待っている。それをトトコーヒーできちんと伝えながら、これから少しづつ活動していこうと思う。
夕ごはんは支度をするのが遅れて、急遽焼きビーフンを作った。
案の定、マルちゃんが箸をつけない。自分の気に入ったもの以外は、目に入っていないかの如く知らんぷりをする。
このような眼差しで自分の気に入らないものを排除していけば、一見自分の世界は守られているように感じられる。
でもここは上流階級の世界じゃないからね、マルちゃん。
ビーフンの上にマルちゃんの好きなお好みソースを振りかけると、彼女は何事もなかったように食べ始めた。
偏見は認めませんよ!!